整えられた環境の中で、子ども一人ひとりの持って生まれた個性と普変的な発達とが尊重され、子ども自身の意思と選択とその結果を学ぶ主体的な環境への働きかけを通して、子ども自身が持つ、自らを創り上げていく力により、この世界に適応し、調和のとれた人格(核)を形成させていく。

園児一人ひとりが地球に生きる、より良き未来社会の形成者の一人として機能し、その子らしく豊かに生きていけるための“自己素地”を持つ子。（自己素地とは、自分自身が固有で有能な存在であり、環境に影響を与え、変容をもたらす何者にもなれる可能性を持つ存在である状態です。）

• 自己の意思に従い、活動を通して事物を粘り強く探索し、自立と知性を自ら獲得する子
  【目的のある活動／探索・探求／繰り返し／集中力／正確性の追求／数学的頭脳】
• 間違いを自己訂正し、自分自身をより良い自分へと成長させられる子
  【自律／自己訂正／自己完成／秩序性／実行機能／見当識／想像力】
• 集団の中で自分を活かすことのできる子
  【正しい言語／コミュニケーション／気品と礼儀／社会性／協調性／帰属意識／環境への配慮】
• 自分、家族、他者、環境、文化、自然、平和を愛し、守ろうとする子
  【自己愛／健康・安全／精神・衛生／食育／環境意識／他愛の精神／自由と規律／平和教育】